中央社会保険医療協議会の薬価専門部会が15日開かれ、森昌平委員(日本薬剤師会副会長)は治療に必要な感染症薬を、安定確保に関して特に配慮を要する安定確保医薬品のカテゴリー「A」「B」に位置付けるよう提案した。季節性インフルエンザの大流行による需要増加の影響でメーカーが抗インフルエンザウイルス薬の出荷停止や限定出荷をして薬局での入手が困難な状況を踏まえた提言で、「今後の状況を見ながら判断していただきたい」と厚労省に求めた。【松村秀士】
■国の備蓄分「開放検討を」
季節性インフルエンザの急速な広がりに伴い、
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